悠生「どうもこんばんはこんにちはーおはようございますー!
芹川高校に転校してきました、平原悠生でぇす♪」


馨「えっと、同じく芹川に転校しました、の馨です」


悠生「(オイ!んな強調したら逆にばれるだろーが!)」


馨「(何だよっ別にいいだろっ!!
あんただって強調したくなるだろ!?)」


悠生「(なるけど我慢してんだっつの!
・・・とにかく、俺たちはインタビュアーなんだから
ヘマしないようにやるぞ!)」


馨「(・・・はぁ)」


インタビュー その1:平原玲菜


悠生「つかおかんじゃん!!」



バシィッ!!!



玲菜「いい加減学習しな、生意気クソぼーず」

悠生「おおぉぉぉ・・・き、効いたぁ・・・」

馨「ていうかさ、何でしょっぱらが母さんなわけ?」

玲菜「何言ってんだい馨。
「ChAnGe」の真の主役はこのあたしだって神様が言ってるからだろ」

悠生「悪魔の間違いなんじゃね?」

玲菜「ほぉぉぉぉ・・・そういう事言うんなら仕方ないね。
あんたの前の学校の友達に実は悠生って今女装してるのよーって暴露すっか?」

悠生「ぎゃぁあ!!そ、それだけはまじでやめてくれぇ!!!」

馨「つかいきなりバラさないでよ・・・」

玲菜「なぁに大丈夫だって!周りには聞こえてねぇよ」

馨「そういう問題じゃないから!
・・・はぁ、もういい、さっさと始める」




質問1 : あなたの名前と出演作品をお願いします。

悠生「つか最初に言ってんじゃん、この質問」

馨「つっこまない。
えぇと、名前と出演作品をお願いします、だって」

玲菜「平原玲菜、ChAnGeにて二人の母親。
んーで、年齢は42歳、身長は・・・」

悠生「名前しか聞いてねぇっつの!
プロフィールまでいきない言おうとすんじゃねーよ!」

玲菜「あぁ?名前の次は年齢を言うのは自己紹介の基本だろ!」

馨「ここでの俺様主義はお願いだからやめて下さい!!」

玲菜「あん?めんどくせーなぁーもー。
おら、早く次の質問行けよッ!」

悠生「(すーげぇ機嫌悪くなって投げやりになってるぞ)」

馨「(いつもの事だよ、さっさと進めよう)」





質問2 : 年齢、誕生日、星座、血液型をどうぞ。

馨「年齢と誕生日、あと星座と血液型をどうぞ、だって」

玲菜「42、6月14日、双子座、A型」

悠生「・・・怒ってるからってそんな淡々に答えんなよ・・・」

玲菜「あ?」

悠生「何でもアリマセン」

馨「さ、さっさと次に進んじゃおう」





質問3 : 視力は良いですか、悪いですか?

悠生「視力は良い方か悪い方か」

馨「母さんって結構目いいよね?」

玲菜「まぁな。まだ老眼になってないみたいだし」

悠生「若造りに一生懸命だもんな♪」

玲菜「ほう!





質問4 : 趣味&特技はなんですか?

馨「趣味・特技は何?」

悠生「親父を殴りいたぶる事だろ?」

玲菜「何をわからんことを。
・・・趣味は料理で特技は運動全般だな」

馨「運動神経いいもんね」

悠生「まぁ、親父の方が運動できないってのも珍しいけど」

玲菜「お前ら、一言も『料理』には突っ込まないんだな」

馨「え?だって・・・別に「そうだよね」って言う程料理上手いわけでもないし」

悠生「特技に料理って言うなら突っ込むけど・・・趣味だし」

玲菜「お前らの言いたい事はよく解った





質問5 : 癖はありますか?

悠生「癖はありますか、だって。
気に入らないことがあるとすぐに殴るよな」

玲菜「殴らねぇよ!!」

悠生「いって!ほら殴ったじゃねぇか!!!」

玲菜「何を勘違いしてやがる。
これは教育だ

悠生「・・・そういうのが虐待問題に繋がるんだ・・・」

馨「・・・あの、次進めちゃっていいよね?」





質問6 : 好きな色は?

馨「好きな色は?」

玲菜「オレンジとか赤系が好きだな。
情熱・熱血の色がすっげー好きだ」

悠生「ピンクは?」

玲菜「ぴんく?何だそれ」

馨「へ?」

玲菜「そんな色はあたしの中に存在しないね。
乙女チックな色は大嫌いだよ」

悠生「何で?」

玲菜「理由なんかないよ、ただ嫌いなだけだ」

馨「ふ、ふぅん・・・そっかぁ」





質問7 : 好きな食べ物は?

悠生「好きな食べ物は?」

玲菜「野菜全般だな」

馨「不思議だよね。全然肉食べないのに筋肉あるんだもん」

悠生「ほんとだよなー。羨ましい」

玲菜「ま、お前らとは体の作りがちげーんだ、よっ♪」

馨「なんだろう、すっごくむかつく」

悠生「胸の奥からフツフツの何かがこみ上げてくる・・・!!」

玲菜「はっはっは」





質問8 : 嫌いな食べ物は?

馨「嫌いな食べ物・・・って母さんあるの?」

玲菜「そりゃあるさ」

悠生「ウッソ!まじで!?」

玲菜「嘘つくかよ。
あたしそうめんだっけ?あれダメなんだよなー」

馨「えぇー!?なんで!?あれあたしすっごく好きなのに!」

悠生「ほんとに俺らの親かよ!」

玲菜「ああ、お腹痛めて産んださ」

馨「・・・そういえば、お肉は嫌いじゃないの?」

玲菜「嫌いじゃないよ、食べないだけさ」

悠生「それって嫌いなんじゃないの?」

玲菜「食べないだけだっつってんだろ」





質問9 : 好きな飲み物は?

悠生「好きな飲み物って・・・水だよな」

馨「だよね」

玲菜「何でそんな控えめに「・・・なぁ?」って感じに言うんだ。
・・・水はいいぞ、水は!あれほど美味い飲み物はねぇ!」

馨「あたしお茶派だなー」

悠生「俺牛乳」

馨「・・・やっぱり気にしてるの?その身長」

悠生「最近はなれたけどさー。
やっぱ馨と比べられるとちょっとムカつくもん」

玲菜「そういうのはあんた達の質問の時にいいな」





質問10 : 春夏秋冬、いつが一番好きですか?(理由も)

馨「春夏秋冬の中でどれが好きですか、またその理由もだって」

玲菜「やっぱ春が好きだね。気持ちが一新されるし」

悠生「なーんか意外だよなー。
母さんってどっちかっていうと【夏】ってイメージ」

馨「あ、あたしもあたしも」

玲菜「何でだよ」

悠生「いや、見てたらそう思うだろ」

馨「うん、友達も言ってたよ」

玲菜「おっかしぃねー」





質問11 : 海・山・湖。避暑に行くならどこが良いですか?(理由も)

悠生「海と山と湖、避暑ならどこに行く?」

玲菜「んー・・・山は虫が多いし、やっぱ海だな」

馨「ていうか毎年イトコの別荘に避暑してるもんね、あそこ海あるし」

玲菜「金持ちのイトコがいて助かっただろ?」

悠生「俺的には山の方が好きなんだけどなー」

馨「とか言っていっつも別荘じゃたっくんとはしゃいでるくせに」

玲菜「そういやたっくんももう中3だっけ?
あんた達たっくんには話したらどうよ、男装女装。ウケるぞ〜?」

馨&悠生「おとこわりします!!」

玲菜「・・・おことわり、ね」





質問12 : 寝るときの格好は?

悠生「寝る時の格好は?って何聞いてんだって話だな」

玲菜「パジャマだな」

馨「父さんとペアルックのね」

玲菜「旦那はスペード、あたしはクローバーだ」

悠生「ここでハートやダイヤじゃないのが母さんなんだよな」

馨「なんだよね。
・・ま、何で母さんがハートかダイヤじゃないかっていうと・・考えたらすぐわかるんだけどね」

悠生「俺、小さい頃の写真を燃やして塵にしたい」

玲菜「何言ってんだよ、似合ってたくせによぉ」

悠生「言うなばかやろー!!!」

バキッ!!

玲菜「親に向かって馬鹿と言うなと何度もしつけてきたんだけどなぁー?」

馨「・・・悠生、聞こえてる?次の質問に進めるね」





質問13 : 朝起きて一番にすることはなんですか?

馨「朝起きて一番にすることは?」

玲菜「んー・・・旦那を叩き起こす、だな」

馨「父さんって朝はすっごく弱いもんね」

玲菜「低血圧だからな。
全く、常に4時半起きのあたしをたまには見習えっつの」

悠生「母さんは無駄に早起きしすぎなんだって」

玲菜「何言ってんだよ。
早起きには3文の得があるんだぞ?」

馨「その超プラス思考・・・分けて欲しいよ」

悠生「全くだよな・・・(あーまだ頭痛ってぇ〜)」





質問14 : 寝る前にすることはなんですか?

悠生「・・・寝る前にすることは」

玲菜「そんなのっ!
・・・旦那とのひとときvに決まってんだろ」

馨「あのさぁ・・・どうどうとそういう事言わないでくれない?」

玲菜「何だよ、そういう質問なんだから仕方ないじゃねーか」

悠生「だからってさぁ・・・」

玲菜「まっ、いつかお前らに妹か弟が出来るかもなっ!」

馨&悠生「だから止めろっつってんじゃんっ!!」





質問15 : 朝ごはんはちゃんと食べますか?ごはん派?パン派?その他?

悠生「朝飯は食べますか、また何派ですか」

玲菜「前回引きずって呆れながら聞くなよインタビュアー」

悠生「いいからさっさと答えろっつの」

玲菜「朝飯は食うに決まってんじゃん。でもってもちごはん派」

馨「なんで?」

玲菜「パンだと飯食った気になんねーんだわ。
やっぱり「ご飯―飯」を食わないと腹一杯になんねぇ」

悠生「あーそれわかる気がする。
俺朝飯食いだから特に腹一杯になんないとすっげー気になるし
実際パンだとあまり腹ふくれないんだよな」

馨「そうなんだ。・・・あたしはどっちでも普通だけど」

玲菜「ま、馨は元々食べる女じゃねーかんな。
深く気にすんなよ」

馨「・・・う、うん」





質問16 : お風呂派ですか、シャワー派ですか?

馨「お風呂派?シャワー派?」

玲菜「暑い時はシャワーだし、寒い時は風呂だな」

悠生「特にこだわりはないってこと?」

玲菜「おう」





質問17 : 身体はどこから洗いますか?

悠生「どこから洗う?」

玲菜「えー?そんなん気分に寄るけどなー・・・
そうだな、頭からかなー」

馨「あ、だから母さんの髪の毛ってすっごく綺麗なのかな。
ストパーあててる訳じゃないのにすっごく真っ直ぐでストーン!って感じだし」

玲菜「何言ってんだよ馨。
お前だってさらさらストレートだったじゃねぇか」

馨「ううん、あたしすっごくカタイもん。
母さんとか、悠生みたいに全然やわらかくないんだよね」

悠生「えー?俺やわらかいかなぁ」

玲菜「ま、あんたの髪質は旦那似って事だね」





質問18 : 肌身離さず身につけているものがありますか?

馨「肌身離さず身につけてるものってある?」

玲菜「結婚指輪くらいじゃねーかなぁやっぱ」

悠生「こんな母さんでも、指輪はちゃんと一生身につけるんだな」

玲菜「お前なんかあたしの事勘違いしてないか?
いっとくけどな、あたしは旦那に今でもこれからもベタ惚れなんだぞ」

馨「わっ、何か素敵宣言!」

悠生「親父が聞いたら泣くだろうなぁ・・・」





質問19 : ストレスの解消法は?

悠生「ストレスの解消・・・人を殴ること?」

玲菜「お前もしつこいな。
・・・身体を動かす事に決まってんだろっ!」

馨「やっぱこの辺りは血の繋がりなのかな」

悠生「ま、見てりゃ一目瞭然だけど?」

玲菜「だからお前はひとこと多いんだっつの!」





質問20 : ライバルはいると思いますか?

馨「これで半分だね」

玲菜「えー!?まだ半分かよっ!!」

悠生「(それはこっちの台詞だっつの!)」

馨「読むよー。
・・・ライバルはいると思いますか、だって」

玲菜「この年にもなったらライバルなんざもういねぇよ。
ま、若かりし頃にならいたけどな」

悠生「ああ、意外と親父って争奪戦だったんだってな」

玲菜「そうなんだよー。
今はちょっと皺があるけど、昔はそりゃいい男でさ・・・
あれだね、馨は旦那似で悠生はあたし似だ」

馨「・・・なんだろ、よ、喜んでいいのかな」

悠生「わ、わかんねぇ・・・っ!!」





質問21 : 好きなタイプは?

悠生「好きなタイプですって奥様」

玲菜「あらいやだ、そんなの旦那様って答えないと危険ですわね」

悠生「けど実際旦那様のタイプって好みでいらっしゃるの?」

玲菜「最初は苦手だったんですけれどねぇ・・・いつの間にか「ホの字」でしたのよオホホホホ」

悠生「あらあら〜!それは素敵でございますわねぇ〜!」

馨「えぇと、訳しますと【父さんみたいな人がタイプ】という事です」





質問22 : これが殺し文句だ!というキメ台詞はありますか?

馨「殺し文句っていうキメ台詞?・・は、ありますか」

悠生「なんだソレ」

玲菜「キメ台詞って・・・あたしに聞いてんのかい?」

悠生「・・・ま、母さん男らしいし何かビシッと言っちゃえば?」

馨「おっ!いっちゃえいっちゃえ!」

玲菜「えー?・・・うーん
『あんた意外に・・・好きになる人なんていない』とか?」

悠生「へー!そうやって親父に告った訳!」

馨「きゃー!はっずかしー!!」

玲菜「・・・・・・・絞めるぞてめぇら





質問23 : 好きな人には、どうやって告白しますか?されるまで待ちますか?

悠生「告白ってする方?待つ方?」

玲菜「待つのは性に合わないね。
実際、旦那にも自分から言ったし」

馨「あんた意外に・・・好きになる人なんていない・・・とか?」

玲菜「馨もしつこい女だな!!!」

馨「ごーめんごめん♪」

悠生「(・・・何で姉ちゃんは殴られないんだろう)」





質問24 : プロポーズするとしたら、どんな言葉で求愛しますか?

馨「プロポーズをするとしたら、どんな言葉でって・・・母さん女性だよね」

玲菜「あたしからプロポーズするのってどうなのかねぇ」

悠生「じゃあさ、自分が男だったら!で考えたら?」

玲菜「・・・『俺のモノになれ!!』とか?」

馨「・・・母さんらしいね」

悠生「うん。っぽい感じ」

玲菜「それは褒めてるんだよな」





質問25 : 今、好きな人はいますか?いたらお名前をどうぞ。

悠生「好きな人はいますか、いたらお名前を」

玲菜「山口栄吉」

悠生「誰!?」

馨「演歌歌手だよ、演歌界の王子様ってヤツ」

玲菜「かっこいいんだぜぇ栄吉・・・!
あの歌声は身震いモンだってのよ・・・」

悠生「ここまで旦那一筋だとか言ってるんだからここは旦那って言えよな!!」

玲菜「旦那は当たり前に決まってんだろ?
それに、あいつは「好きな相手」じゃなくて「愛してる相手」なんだよ」

馨「わわっ!またちょっと素敵宣言!」

悠生「『愛してる相手』か・・・、覚えとこっ」





質問26 : そんなつもりはなかったのに、その人にいきなりキスされてしまいました。どうしますか?

馨「そんなつもりはなかったのに・・・その人にキスされてしまいました・・・どうする?」

玲菜「流れに任せるね」

悠生「・・・ラブラブー」

馨「羨ましいー」

玲菜「だろだろー?」





質問27 : そんなつもりはなかったのに、その人にベッドに誘われてしまいました。どうしますか?

悠生「じゃ、ベッドに誘われてしまったら?」

玲菜「あぁ・・・それは蹴り飛ばす」

馨「蹴るんだっ!?」

玲菜「蹴るんです」

悠生「じ、じゃあ、無理矢理要求されて、そのまましちゃった場合は?」

玲菜「笑顔でブン殴る」

馨「父さんだよ!?」

玲菜「バーカ、する時はな・・・お互いの気持ちが何よりも大切なんだよ」

馨「・・・・!」

悠生「・・・・へぇ」





質問28 : その人が、「もう離れたい。そばにいられない」とあなたに言いました。どうしますか?

馨「じゃ、もう離れたい、そばにいられないって・・・言ったとしたら?」

玲菜「・・・泣くかもな」

悠生「母さん・・・」

玲菜「殴ってから」,

馨「・・・・・母さんっ」





質問29 : その人が、人を殺してしまいました。どうしますか?

悠生「・・・親父が、人を殺してしまったら・・・どうする?」

玲菜「ゆっくり理由を聞くさ。そして、優しく片を抱いて一緒に泣いてやるよ」

馨「・・・母さん・・・」

玲菜「あたしはこんなんでもあいつの妻だからね。
あんた達以上に、あたしはあいつの味方なんだよ」

悠生「・・・俺だって母さんに負けるつもりはないけどな」

馨「あたしだって!」

玲菜「・・・そうだね」





質問30 : 一緒にいて一番安心するのは、誰ですか?

馨「・・・グスッ」

悠生「俺が変わりに言おうか?」

馨「・・ぃい、言う。・・・一緒に、いて・・・安心するのは・・・?」

玲菜「そんなの決まってるだろ、馨・・・。
旦那と、あんた達さ」

馨「ふっ・・・う、うぅぅ・・・」

悠生「・・・馨・・・」

玲菜「何泣いてんだい全く。
ほら、さっさと次に進みな!泣いてちゃ終わんねーだろ!」

悠生「う、うん・・・」





質問31 : 一番見られたくない人に、泣いてるところを見られてしまいました。どうしますか?

悠生「泣いてる姿を見られたくない人に見られたら、どうする?」

玲菜「そりゃ我慢するさ。必死にな」

悠生「・・・母さんの、その見られたくない人って誰なんだ?」

玲菜「それは・・・」

馨「グスッ・・・はぁ・・・」

玲菜「・・・・・・身近の大切な友人達だよ」





質問32 : 自分のまわりで、「この人が兄・弟だったら良いのになぁ」と思う人はいますか?

悠生「喋れそうか?馨・・・」

馨「う、うん・・・えっと、この人が兄・弟だったらいいなって思う人はいますか?」

玲菜「さすがにこの年にもなるといねぇなぁ。
元々兄も弟もいるわけだしさ」

悠生「そういうもんなのか?」

玲菜「ああ。学生の頃とかはたまに思ったりもしたけど
結果的にはどうでもいいしな」





質問33 : 尊敬してる人は誰ですか?

悠生「尊敬してる人は誰ですか、と」

玲菜「高校時代の教師、澤田って言ったかな?
すーげぇ熱血教師だったのよー」

馨「へぇ・・・どんな感じ?」

玲菜「そりゃぁもーなんつーの?
騒いでたら『じゃかぁしいんじゃああああ!!!』って怒鳴る感じ」

馨「・・・・関西の人だったの?」

玲菜「いや、怒った時だけじゃかぁしいって言う人」

悠生「・・・ん、んで何で尊敬してるんだ?」

玲菜「今まで見てきた中で一番熱い人だったから」

悠生「・・・あ、そう」





質問34 : 愛・金・仕事、一番大切なのはどれですか?

馨「愛・金・仕事・・・それが一番大切?」

玲菜「金!」

悠生「やっぱり・・・」

玲菜「と、思わせといて実は愛ー」

悠生「・・・・・・・・・っ!!!!!」

馨「ゆ、悠生落ち着け!!
で、でも意外だね母さんがお金じゃないなんて」

玲菜「旦那と出会うまでは金だったけどな。
・・・旦那があたしの全てを変えたのさ・・・」

馨「・・・なーんかクサく聞こえるね」

悠生「多分もう馴れたんだよ、意外性に」





質問35 : 死にたいと思ったことはありますか?あるとしたらどういうとき?

悠生「死にたいと思った事は?またはそれはどういうとき?」

玲菜「ないからなぁ・・・答えられんわ」

馨「え、ないの?」

玲菜「何驚いてんだよ、当たり前じゃねぇか」

悠生「わー・・・何かすごく意外だ。
母さんの事だから色々悪い人生だったんじゃないかって思ってたのに」

玲菜「失礼な事を・・・」





質問36 : 「これを見届けるまでは死ねない」と思うようなことはありますか?

馨「これを見届けるまで死ねないと思うようなことは?」

玲菜「思うことっつーかなぁ・・・うーん・・・まぁ
とりあえずお前らの子供を見ることだな、孫だ、孫」

悠生「結婚式通り越して孫かよ」

玲菜「あぁ、結婚式もあったな」

馨「(・・・父さんと母さんってちゃんと結婚式あげたのかな)」





質問37 : 寂しくて仕方ない夜。どうしますか?

悠生「寂しくて仕方ない夜、どうする?」

玲菜「さっさと寝る」

馨「わーぉ!おっとこまえぇ!!」

悠生「でも寝れないときは?」

玲菜「そんな時はない」

馨「・・・あ、そうなんだ」





質問38 : もしもたった一つだけ願いが叶うなら、あなたは何を願いますか?

馨「もしたった一つだけ願いが叶うとしたら?」

玲菜「とっとくね、その願いは」

悠生「はぁ?」

玲菜「だから、とっとくんだっつの。
・・・簡単に叶っていい願いなんてねぇし面白んねぇ」

馨「それじゃ質問になんないじゃん」

玲菜「じゃあ強いて答えるなら・・・願わない、だな」

悠生「だから質問になってねぇっつーの!!」





質問39 : 作者さんに何かあればどうぞ。

悠生「製作者に一言ー!」

玲菜「え?製作者・・・が、頑張れ?」

馨「何故疑問系・・・」

玲菜「だって、顔知らないし、つか何だよ製作者って」

悠生「まぁまぁ、気にすんなって」

玲菜「な、何かおかしくないか?この会話」

馨「ぜーんぜん!」





質問40 : 最後に、一言お願いします。

馨「じゃ、最後に一言ー!」

玲菜「あたしの活躍、すべからく見よ!!・・・とか言ったりしてな♪」

悠生「つーか母さんサブキャラだし」

玲菜「サブの中でもメイン中のサブなんだよ!!」

馨「意味わかんないよ、それにそれを言うなら先輩達の方が当てはまるよ」

悠生「だよなー」

玲菜「・・・てめぇらいい覚悟だ」

馨「あ゛」

悠生「やっべ!!」

玲菜「一夜クンに桜チャンだっけぇ?
男で女っつーことを暴露してやるよおお!!!

馨&悠生「わぁあああ!!!ごめんなさああああい!!!」







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